あなたの不調の原因はどこにあるのか…?

慢性的な肩こりや腰痛などでお悩みの方は、もしかしたら「猫背だから…」とか、「長時間のデスクワークやスマートフォンの使いすぎで…」といった姿勢が原因で不調が起きていると考えている方が多いかと思います。

しかし、姿勢というのは、ほとんどの場合、脳が無意識的にコントロールしており、良くない姿勢や余計な筋肉の緊張を作り出しているのは、脳の特定部位の機能低下にあるかもしれません。

またスポーツパフォーマンスにおいても、その時、その瞬間の姿勢によって、上肢や下肢の出力は脳によってコントロールされています。

つまり姿勢が適切にコントロールされていない場合、どんなにウエイトトレーニングを頑張っていても、実際のスポーツ動作では力をロスしているかもしれません。

私たちの脳は、いつも決まった日常生活のパターンや、いつも同じトレーニング内容では、脳の決まった部位しか使われず、徐々に脳の機能は低下してきます。

成人の皮質に存在するシナプス(神経細胞と神経細胞の接合部)の25%は、1週間以内に消えてしまうともいわれており、感覚や運動機能の面において脳は常に変わり続けているのです。

このように、脳が常に変化していることを脳の可塑性といいます。

”脳の可塑性は原理であり例外はない” 
           ーJeffery Kleim,PhD

脳の可塑性は受動的なプロセスではないため、マッサージや電気治療といった受け身の治療だけでは、変化は起こりにくく、能動的にからだを動かしたり、考えたりする必要があります。

mr conditioning worksでは、徒手療法や物理療法といった治療に加え、さまざまな感覚器への刺激や、運動療法を組み合わせることで、からだの不調やパフォーマンスの改善を行なっていきます。

多種多様な評価テストやエクササイズ中のエラー動作から、皮膚や筋肉の感覚刺激、視覚(眼球運動)やバランス感覚など、さまざまな感覚器へ刺激を加えることで、脳機能の活性化をすることができます。

姿勢を改善し、効率的な動作を習得することで、今まで日常生活動作や通勤で感じていた疲労を感じにくくなり、より活動的になります。

心身のリフレッシュを体感し、ポジティブな気持ちになることで、生活の質が向上し、より充実した日常を送ることができるようになることでしょう。